まちづくり振興会とは「よりよい地域づくり」を目指す会で、将来的にNPO法人を設立したいとする準備会です。

 これまでPTA等において数々の活動を行ってきましたが、PTAでは校区、また任期による制約があり、継続的な青少年健全育成の活動が行えないため、校区縦断的、また任期にとらわれない息の長い活動を行う目的をもって有志が結成集った会であります。

 北谷町における事件を契機に平成15年の夏から活動を始め、夜間巡回・青少年の喫煙問題(相談コーナー設置)・子供の居場所づくり・防犯の啓蒙(出会い系サイト、市民パトロール)等、警察・行政・学校・地域・家庭の連携を深めることを主に取り組んでいます。

*          *          *

 



事務局長  錦古里 正一(にしこり まさかず)

 事務局長挨拶

 現在、沖縄県は観光立県として、県史上に於いて絶頂期に向かっていると言っても過言ではありません。
 ところで皆様、我々はこのまま発展し続ける事が出来るのでしょうか?賢明な皆様は既に幾点かについて、危惧していらっしゃる事と思います。

 私達「まちづくり振興会」は、善意による行動が連帯を生み、連帯が環境を浄化して行く力を生むと考えております。 私達のチャレンジは力まず、気張らず行なう『まちづくり』です。
 郷土沖縄を愛する皆さん! 私達のささやかな運動に皆さんも参加してみませんか!

 

【 まちづくり振興会の応援団 】

 

沖縄県警察本部 前刑事部長 伊良波 幸臣氏

 『防犯意識を地域活動の中から』

 近年犯罪は多様化し、その件数は増加の一途をたどっています。
 こうした社会環境が将来を担う青少年に与える影響の危惧を否めません。その疲弊した社会環境は、人生を方向づける大切な時期の、感受性の強い青少年の健全な判断を妨げる要因となります。
 
 犯罪に強いまちづくりや社会及び家庭環境のあり方について、地域活動の中から積極的に改善しようとする『まちづくり振興会』の試みに称賛と期待のエールを贈ります。


元法政大学沖縄文化研究所 所長 比嘉 実 氏

 

郷土史授業の様子(クリック)


 16年の7月にまちづくり振興会の錦古里氏より一本の電話をいただいた。概ね次のような事でした。
 『市民の有志で青少年の育成事業に取り組んでいる団体です。結成して日は浅いのですが、当事業の中心に「郷土愛」の育成を置きたい。ついては比嘉さんに郷土史をお願いしたい。』

 当時私は福岡で仕事をしておりましたが、即答でこのボランテイアを引き受ける事にした。氏と面識の無い中、一本の電話で斯様な返答をしたものだから大変驚かれたようである。

 しかし、私としては当然の事であった。何故なれば、私が法政大の沖縄文化研究所に席を置きながら、アジア各地を調査した事や各国の史書を辿った事も、みな、郷土沖縄を真に復興在らしめたいと願ってきた一端だったからである。

 郷土を愛する者として、今後もまちづくり振興会の活動に期待したい。

【連絡先】


E-MAIL: mati29ri@yahoo.co.jp


 


 私たちの国は目ざましい科学技術の発達により経済大国となりました。人々は物に不自由せず、全てが便利になり豊かさを無意識に謳歌しています。しかし、物質的なことだけが豊かさの尺度ではなく、精神的な豊かさも必要です。

 近年は物質的な豊かさだけが先行し、人間の尊厳や社会の規律・秩序が形骸化した為、人の情けや家族愛等が稀薄になりました。人は一人では限界があり孤独です。人々が協力し合い助け合う心があれば、精神的な豊かさは向上します。

 一人ひとりの小さな勇気の集まりは大きな勇気となり、その勇気は大きな力となります。地域に於ける一人ひとりの理解と協力は、互助と奉仕の精神を生み出し、豊かなまちづくりの源泉となります。まちづくりは一人ひとりの豊かな家族愛が基礎となるものであり、家族愛は豊かな感性を育み、豊かな発想を創ります。

 まちづくり振興会は青少年の健全育成と、豊かな感性を育みながら人と街の『活性化』を図る為、人の連帯と都市機能整備の両面から『豊かさ』の定義を再考しつつ、豊かな街づくりを啓蒙し活動することを目的とします。


ホーム

このホームページの記事・データ、写真及び図版・映像などの無断複製、転載を禁じます。
このサイトに掲載されるページの表示等に不具合がございましたら管理人までご連絡ください。