『青少年を出会い系サイト犯罪から守ろう!』
嘉数中学校校区勉強会【真栄原公民館】
H16年7月13日
※おおまかな流れのみを掲載します。
『出会い系サイト』の勉強会は、当会に於いても初めての取り組みとなります。
より効果的に展開していく為に、初回は学校・教育関係者や地域の指導者の
方々・若者に声をかけ、マスコミ各社において県内に報じていただいた後に、
各自治会に協力を求めて小規模な勉強会を継続して行う方針としました。(他の取り組みや仕事の合間を縫って行動していた為、学校関係は
宜野湾市と浦添市・西原町の数校のみの訪問となりました。)先ず県警本部ハイテク犯罪対策係の國仲氏に連絡を取り、
会の趣旨と勉強会の内容を理解していただきました。地域活動の一環で講師派遣の要請を受けるのは県内でも初めてということ
ですので、各地域で広く展開して行く為には、我々も協力者の皆様とうまく
連携をとらなければ、一時的なパフォーマンスとなってしまう可能性があり、
内容のある運動にはなり得ないと考えさせられた次第です。当日までは國仲氏と連絡を取りながら段取りを組み立てて行きました。
5 月
(報告等も兼ねて、勉強会をどのように行うかを話し合う)当会としては、池原係長の話しを聴いた後、家族間でも真剣に話し合って
欲しいという方向で勉強会の開催に向けて進めていく事となりました。
6 月
真栄原自治会の知名会長より、自治会の役員会で会の趣旨を
説明して欲しいとの要請を受け、6月10日の夜8時の役員会終了後に
自治会館一階にて説明をさせていただきました。インターネットを介した犯罪が多発している事から、役員の皆様からも賛同を頂き
真栄原自治会館で勉強会を開催する事と、真栄原自治会が共催として協力
していただく事への了承を得ることが出来ました。
6月17日
池原警部補・國仲警部補の両氏に時間をいただき、
県警本部一階にて打合せを行いました。当会のミーティングの中では、今回の勉強会に中高生も呼んで
一緒に行うべきか…ということで様々に意見がありましたが、
大人だけの方が県内の状況を詳しく説明するのに向いているとの事で、
初回は学校・教育関係者や地域の指導者の方々や若者に向けての
勉強会とする事になりました。
(写真中央が池原係長、右から二人目が國仲氏)
7 月錦古里事務局長を始め複数のメンバーと自治会の知名会長で
学校や地域の方々に声掛けをして行きました。
また、マスメディアの力をお借りしてニュース等で取り上げて貰い、
県内各地でもこういった防犯の雰囲気が出来て行く事を願って
NHKや新聞各社にも取材依頼を申し込みする事としました。
7月13日(当日)
司会進行 : 末吉 重人氏
開会の挨拶 : 錦古里 正一事務局長
真栄原自治会 知名 康司 会長
嘉数中学校 仲本 賢輝 校長
嘉数中学校PTA 運天 政昭 会長
宜野湾警察署 少年課 仲間 聡 課長
VTRの説明
VTRの上映
沖縄県警察本部 少年課 池原 泰子 係長
全体の様子、多くの方が参加下さいました。
この勉強会を行なうにあたって、快く駐車場の開放をして下さった神元医院様、
駐車場係として車の誘導を絶えず行なって下さった自治会の皆様、
ご協力誠にありがとうございました。
【マスコミ各社の報道】
NHK沖縄
翌日早朝にTV・ラジオにて放送、
池原係長の話しを重点的に報じてくれました。琉球新報社 H16年 7月18日朝刊21面
記事全文右接続制限対策を 携帯電話やパソコン
宜野湾 出会い系犯罪で勉強会【宜野湾】年々増加する出会い系サイト犯罪から青少年を守ろうと、学校関係者や父母を対象にした勉強会(まちづくり振興会主催)が十三日、宜野湾市真栄原公民館で開かれた。
県警少年課の池原泰子係長は「携帯電話は使い方を間違えると犯罪に巻き込まれる。会話を通し、子どもの日々の変化に気付いてほしい」と注意を呼び掛け、パソコンや携帯電話にはアクセス制限機能で対策をとるよう提言した。
警視庁が制作したビデオ上映では、ある女子高生が携帯電話の出会い系サイトにアクセスし、援助交際に至るまでの経緯を紹介した。
また、池原係長は県内で起きた同様の事例を報告し、「子どもはいったん方向性を誤ると崩れるのが早い。ごく普通の子が犯罪に巻き込まれている。携帯電話の正しい使い方を家庭内で助言してほしい」と呼び掛けた。
出会い系サイトに関する相談は県警ヤングテレホンコーナー(0120)276556。
沖縄タイムス社 H16年 7月21日朝刊21面
記事全文右
子供の変化 親が気付いて
サイト犯罪で勉強会【宜野湾】住みよい街づくりを目指す「まちづくり振興会」は十三日夜、年々増加する出会い系サイト犯罪から青少年を守るための勉強会を真栄原公民館で開いた。
県警少年課の池原泰子係長を講師に、出会い系サイトをめぐる県内の実態を聞き、被害防止策について学んだ。
池原係長は、「メル友を装って安心感を与えて近づき、最終的には性的暴行に及ぶ」といった出会い系サイト関連の犯罪の手口を実際の事例を基に紹介。
事件の発端になる携帯電話の使い方を注意し、「性犯罪被害者は誰かが歯止めをかけてあげないと崩れるのが早い。親が子供の日々の変化に気付き、家族で支えて欲しい」と訴えた。
出会い系サイト犯罪に巻き込まれる少女を描いた警視庁制作のビデオも上映し、@インターネット上の知人とは会わないA代金不正請求を防止するため、個人情報は書き込まないーなどの被害防止策も学んだ。
出会い系サイトに関する相談は県警ヤングテレホンコーナー、フリーダイヤル(0120)276556。世界日報社
◎出会い系犯罪防止運動
パソコンや携帯電話で出会い系サイトを利用した犯罪が全国的に増える中、沖縄県宜野湾市で「出会い系サイト犯罪から青少年を守ろう」をスローガンにした市民運動がスタートした。
運動を主催するのは「まちづくり振興会」(錦古里正一事務局長)で、同市真栄原自治会との共催でこのほど、学校関係者や父兄を対象にした勉強会が行われた。
勉強会では、宜野湾署の仲間聡少年課課長が出会い系犯罪の実情を報告。それによると、全国の出会い系サイト利用の児童買春事件(十八歳未満の少年少女)の検挙数は、平成十三年が三百七十九件、平成十四年が七百八十七件、平成十五年が七百九十一件と増加傾向にある。
平成十五年に沖縄で発生した出会い系サイトに関する犯罪検挙件数は八件で、内訳は詐欺事件三件、少年保護育成条例違反三件、児童買春二件。これは検挙された件数で、警察に届けられていない事件がほかにもあるのは間違いないという。
この日は県警本部少年課の池原泰子係長が講演、県内で被害に遭った女子中高生の生々しい体験談の一部を紹介した。
池原係長は「携帯電話は使い方を間違えると犯罪に巻き込まれる」と出会い系サイトで見知らぬ人とのメール交換の危険性を強調。対策としてパソコンの有害コンテンツ閲覧禁止ソフトや携帯電話でのアクセス制限機能の利用を提言した。
「でもやっぱり大切なのは、親子の日ごろの会話ですね。子供のちょっとした
変化を見逃さないこと。変化に気づいたら、親が勇気を持って話し合うこと」
犯罪防止の基本が家庭にあることを忘れないでほしいと、池原係長は訴えた。
「まちづくり振興会」はこれまで、地元自治会と協力して、夜間巡回やたばこ自動販売機のマップづくりなど、青少年の非行防止運動を手掛けてきた。この運動に市当局が最近、支援に動き出した。
「まだ小さな団体ですが、地道な運動をしていけば、必ず市や県に広がります」
自信に満ちた錦古里事務局長の笑顔が印象的だった。(H)「出会い系サイト犯罪から青少年を守ろう!」勉強会の記事を見て
高校やTV局からの問合せや講演依頼等が、池原係長宛てにあるそうです。
当会でも継続的に取組んでいきますが、各地域や団体でも様々な展開をして
行く中で、沖縄県民が誇れるような環境が整うことを願います。
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